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調剤薬局の事務に転職しました

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いろいろ

 昨年、勤めていた会社が解散したので、転職しました。転職先は、調剤薬局の事務です。

 薬局を利用するときに知っておいたほうがいいと思うことがいくつか出てきたので紹介したいと思います。薬局を利用する方や薬局事務に興味がある方がいたら参考になると嬉しいです。

 あくまでも私が勤めている薬局で感じているとこですので、薬局によっては当てはまらないこともあるかとは思いますが、参考程度に、気になる方は読んでみてください。

少しお得に利用できるかも

 調剤の計算方法を知っていると、少しだけですが料金がお安く利用できるかもしれません。

ジェネリック医薬品を選択肢に

 お薬には先発医薬品とジェネリック医薬品というものがあるのですが、処方箋の書き方によってはどちらか選ぶことができます。(色々とルールがあるので、選べないこともあります)一般的にジェネリック医薬品のほうがお安いので、選択肢に入れてみてください。

 先発医薬品はお薬自体のお値段も高いのですが、昨年から選定療養費がお薬にも適用されているので、先発医薬品を希望するとプラスで特別の料金が発生する場合があります。

 アレルギーなどでお薬によって変更しないほうがいいお薬もあると思いますので、病院の先生や薬剤師に相談してみてください。変更しないほうがいいとなった場合は、プラスの料金は発生しないことがあるので、詳しくは薬局で聞いてみてください。

お薬手帳を持参する

 マイナンバーカードを利用しましょうと推進しているので(同意すると処方履歴の閲覧が可能)、いずれ変更になるかもしれませんが、お薬手帳を持っていくと、数十円お安くなる制度はまだ続いています。

 これには、ルールがあって、同じ薬局に3か月以内にお薬手帳を持って処方箋を持って行った場合に適用になるので、はじめて行く薬局や3か月以上行っていない薬局では、適用されません。

いくつか病院を回るときは処方箋は一緒に出す

 同じ日に2か所以上の病院から処方箋をもらう予定がある場合は、その都度薬局に処方箋を持っていくよりも同時に持って行って受付してもらったほうが、片方の基本料がお安くなります。

薬局によって取っている加算がちがう

 薬局で明細書をもらって見比べてみてみると、薬局によって基本料や加算の料金に違いがあることがわかります。加算をあまり取っていない薬局もあるので、見比べてみてください。

 そして、加算によっては月に1回しか取れないものもあるので、月初めに行って月終わりに行くと、月の終わりのほうがお安いところもあるかもしれません。

 明細はいらないという方もいますが、色々な情報が載ってますよ。

知っておいて欲しいこと

 愚痴のようになると思いますが、よく受ける指摘などについて説明させてください。

 まず、後から受け付けた人が先になることはよくあることです。数種類のお薬を一包化することや軟膏などを混合する調剤は時間がかかるので、1種類だけのお薬の人などのほうが先に準備できてしまうんです。「あの人より先に来たのに」はよく言われることです。

全ての医薬品を置いているわけではない

 薬局に行けば全てのお薬が置いてある思っている人がいますが、世の中の全てのお薬をおいているわけがありません。スペースや費用の問題があります。在庫しておいた薬の期限が切れたら廃棄することになるので、できるだけ廃棄しないで済むように在庫するお薬は考えてあります。

 はじめて処方されたお薬がある場合や、はじめて行く薬局では、在庫がない場合があります。医薬品卸や他の薬局から購入して準備することになるので、時間がかかります。その場合、次回も同じ処方が出そうな場合は、準備しておくので、2回目からはスムーズに出せることが多いと思います。

 薬局に無い処方を受け付けたときの緊張感といったら…。基本はお薬が無いからといって処方箋を断ることはできないので。

医薬品不足

 医薬品を発注しても入荷しないものがいつも、いくつもある状態が続いています。入手できない場合は、病院に問い合わせて、在庫があるお薬に変更してもらったりということを薬剤師がしているので、この時も時間がかかります。

 昨年から始まった選定療養費制度でジェネリック医薬品に注文が集中しているのではないかと思うものもあるので、もう少し供給の問題を踏まえて、選定療養費制度はスタートして欲しかったです。ジェネリック医薬品が無くて、先発医薬品でお渡しすることになって負担金が増えてしまうこともあります。

マイナ保険証の声掛けは受け流して

 世の中がマイナ保険証の利用を促進しようとしているので、薬局はマイナ保険証の利用率によって加算ができるようになっています。なので、経営者からマイナ保険証を利用してもらえるように声掛けを行うようにとの指示があっています。

 中には「マイナンバーカードは作らない」と強く言う方がいますが、そういう方はマイナンバーカードの声掛けは受け流して保険証を出して欲しいです。

まとめ

 転職して10か月くらいで、わからないことがまだまだ多くて大変ですが、なんとかやってます。調剤薬局事務の先輩方がいたら色々と教えて欲しいです。

 前の職場が無くなって大変でしたが、どこで働いてもわからないことはあるし、なんとかなるということは伝えたいです。色々な場所で働いてみると今まで知らなかったことを知ることができるので、経験は大事ですね。知らなかったことはありましたか?

 でも医療事務のお給料は上がらないんじゃないかと思います。医療費は抑えていきたいんですもんね。病院や薬局の収入ってそんなに上がっていくものでもないしなと感じているこのごろです。


 始めは、ユーキャンの本を読んで学びました。どこも同じだとは思いますが、少しずつ制度が変わっていくので常に情報収集が必要だなと思います。

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