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避妊去勢手術について

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猫のいる生活

 今になって思うとちゃこさんの子供を見てみたかったような気がしますが、生まれてきたすべての子を自分で幸せにすることは難しいし、里親さんを探すのも大変だと思い、生後半年(推定)くらいで避妊手術を受けました。

 いろいろな考えがあると思いますが、猫をお迎えしたら早めに考えるべきことですので、ちゃこさんの手術のときを思い出してどんな感じだったかをお伝えできればと思います。

 ちゃこさんは今12歳のおばあちゃん猫なので、12年ほど前の話になります。

 

時期

 最初の発情前、生後6か月ごろが目安みたいです。ちゃこさんも推定ですがそのくらいでした。

 ワクチンで受診したときに病院から、手術ができる体重の目安は2kg以上と言われていたので、一緒に体重を測りながら時期を待ちました。

メリット

病気の予防につながる

 がんなどの病気のリスクを軽減することができるそうです。ちゃこさんはメスなので、乳がんや子宮の病気のリスクが減るみたいです。猫ちゃんのがん闘病記とかをみると、私にちゃんと向き合うことができるのか不安になってくるので、リスクが減るのは少し安心です。

発情期のストレスをやわらげる

 発情期を迎えると生殖本能が強く働き、大きな声で鳴き続けるなどの行動が見られるようになります。発情の欲求が満たされない場合、強いストレスが続きます。ストレスは猫にとってもよくありません。

 ちゃこさんは最初の発情前に手術を済ませたので、発情期を感じることはないです。猫によって違うみたいです。

費用

 メス猫とオス猫では費用が違いました。ちゃこさんが手術を受けた病院では、当時、メス猫さん15,000円、オス猫さん10,000円でした。病院によって違いがありますし、入院のところや日帰りのところがあるみたいです。

 その当時は知らなかったのですが、私が住んでいる自治体では、不妊去勢手術への助成金が出ていました。1匹5,000円の助成で、数に限りがあるようです。子猫のころはワクチンや病気をしたりとお金はかかるので、知っていれば良かったなと思います。自分の自治体はどうなのか調べてみてください。

デメリット

 麻酔や手術には危険が伴いますし、体に負担がかかります。気になることは獣医さんに確認して納得して手術を決めましょう。

 また、手術後は太りやすくなるとよく聞きます。ちゃこさんは全くそのようなことはありませんでしたが、日々の観察が必要ですね。

最後に

 ちゃこさんは日帰りで手術を受けました。そして、まだ麻酔が効いている状態で帰ってきたので、しばらくは横になっていて、それでも這いながらトイレに行こうとしていました。なんだかかわいそうで、体には負担をかけちゃったと思います。(麻酔が切れてからどうしていたのかは、覚えていないんですが)

 そして、ちゃこさんは抜糸が必要だったので、しばらくして再度の通院もありました。病院嫌いな猫にとっては、通院もストレスです。抜糸の必要がないように手術しているところもあるみたいなので、検討してみてください。

 私はあまり細かいことは調べずに近くにある病院で手術をしましたが、不妊去勢手術は、一生に一度の大切な手術です。はじめて猫をお迎えする場合は、どうやって病院を選んだら良いのかわからないと思いますが、病院選びは慎重に。

 どのような流れになるかや費用などを問い合わせる、ワクチンなどで実際に受診する、猫を飼っている地域の人に聞く、口コミをみるくらいしか思いつきませんが、安心できる獣医さんと出会いたいですね。なかなか難しいですけど、後悔しないように。


 飼い主がいない猫に対する助成も出ているところがあるので、地域にいる猫の不妊去勢手術を考えたときは調べてみてください。すべての猫さんは飼えませんが、せめてかわいそうな子猫は減ってほしいですね。


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